桜と水晶の甘南備山
甘南備山とは「神様が鎮座する場所」という意味だそうです。山頂には京田辺市を一望できる展望台や神南備神社などがあり、手軽な登山コースになっています。四季折々楽しめますが、春は特に桜がきれいです。
麓から桜やもくれんの花を眺めながら、おおよそ30~40分なだらかな坂道を登っていくと山頂です。春先ですと途中、野いちごが実っていたり、秋には山菜や山栗などもひろえたりと、ちいさなお子様づれでも充分楽しめる所です。
甘南備山は古くから水晶の山としても有名で、山の中腹あたりに水晶を探して登山客などが山肌を掘った跡なども見られます。
毎年お正月にはたくさんの方が初登山をされる山でもあります。昭和34年から毎年続けられているそうです。
登山をされる皆さんがゴミを持ち帰るなどのマナーを守っておられるせいか、いつも比較的きれいに保たれています。
山頂の展望台からは、よく晴れた日には京都市内まで望むことができます。
この自然がいつまでも残ってくれればいいですね!